何かにつけ私の事を気に掛けてくれている、創業期に同じ準備室で一緒だった山内さんが、私を強引に新郎新婦と引き合わせてくれ、想定外の方向に話が進みました。新居浜地区での情報に疎かったのですが、オーベルジュゆらぎと言う素敵なロケーションがあると聞いて、新居浜在住のお二人に話をした所、新婦さんが現地に研修で利用した事があり、その時、好印象だった流れもあって、5月の藤の花が咲き誇る時に実施する事になりました。

何故なら、そこには日本一のパーゴラがあるからでした。当日は、昨日までの雨が嘘のようにすっきりと晴れ、藤の花も満開のベストコンディションでした。人前式もパーゴラの下で執り行われ、ゲストの前で永遠の愛の誓いを取り交わしました。終始、たくさんの観光客からも見守られながら、心温まる時間が流れました。

パーティーもお二人らしいアットホームな雰囲気になり、ゲスト一人ひとりと写真を撮ったり、会話を楽しんだりと、2人からのおもてなしの気持ちが伝わる結婚式になりました。
自然光いっぱいのレストラン内には、全ての“愛”に包まれていました。