お2人の理想は、和風の落着いた雰囲気の空間でした。
竹寿庵の庭であったり、室内がお2人を虜にしないはずありませんでした。もう一つのこだわりが、新郎が昔から所縁のある地元の神社でした。新郎からその神社の名前を聞かされた時、それが道後のこんなに近くにあるとは知りませんでした。

実際に、その神社を訪ね、宮司と面会させていただくと神前式は出来るとの快諾を頂き、一気に話が進みました。

荘厳であり、いい感じに色落ちした建具などがより一段と雰囲気を醸しだしており、当日の青々とした空とこげ茶の建物のコントラストが絶妙でした。松山神社がお2人を永遠に見守ってくれることでしょう。

挙式が終わって、いざパーティーへ。お2人の共通の趣味である沖縄民謡。音楽を通じての共通の友人達があれこれ趣向をこらしての祝いの宴。沖縄で祝いの時に披露される、「カジャデフー」の演奏に乗せてお２人の入場からスタートしました。

お色直しのドレス姿に華を添えたのは、これも友人のギター演奏。新郎もさんしんでオリジナル曲を披露。全てが最高潮に達した瞬間、“カチャーシ”で締めくくりました。