かれこれ一週間近く、準備に追われ気が付けば当日を迎えていた
今回のウエディングトレインの企画です。こうして無事に終え
報告できるのが何よりの成果だと感じております。
JR四国の列車を貸し切って、松山から下灘駅までの往復と
下灘駅での人前式を総合プロデュースしたのですが、通常の
結婚式とは違い、一か所でするのではないので、それが苦心しました。
おまけに列車ですので、一歩間違えば、事故があったり、列車を停止
させてしまう恐れもあったから、その点で、通常のウエディングよりも
相当に気を張ってましたし、入念なる打合せの連続でした。
実際には、新郎新婦との打合せよりも、JR関係者やその他に携わっている
方との打合せの方が多かったです。
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実際に走り始めると、とても楽しい空間に生まれ変わりました。そしてあっと言う
間に北伊予駅について、新婦を登場させたのでした。それもスタッフが車で先回り
してましたし、それに対して時間を入念にチェックしてました。車内では
下準備バッチリの松本さん(伊予市地域事務所)のMCで和やかに、
あっという間に下灘駅に着きました。その前にJRさんの粋な計らいで
有名な菜の花の所で減速してくれたのでした。
![img0697 (500x333)](http://artefice.jp/blog/wp-content/uploads/img0697-500x333.jpg)
下灘駅での人前式も初めてでした。それでも非常にいい感じで、松山駅長からの
誓約書にサインをしていただき、何とも素敵な演出だらけでした。
当社がこだわったのは、とにかく参加者への「感動」でした。
列車で結婚式自体が楽しいイベントでしょうが、それ以上に結婚式が
素晴らしかったと思ってもらえるような感動の仕掛けでした。
それが、復路での車内飲食でした。特別仕様の弁当を用意し、
待機中の長浜駅でスタッフがテーブル16本を積み込んで、ディスプレイ
したのでした。そこが一番心配な所でした。待機時間が短ったせいも
ありましたので。
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電車の中で揺れながらの食事は、想像以上に楽しそうでしたし、運営している
方も楽しかったです。狭い車内でしたが、それがまた良かったです。会話も
弾んでましたし、何よりもゲストが新郎新婦にお祝いの気持ちを寄せる場所
が多かったのが良かったです。お酒も入り、皆さんの気分も高揚してました。
終始楽しかった、JR四国さん初めての試みを一緒に出来て、当社としても
色々な意味で自信が付きました。どんなウエディングでもどんと来いって
感じです。素敵なご縁がここに成立した瞬間でしたが、多くの方が携わって
完成した今回の結婚式でしたので、決して当社だけで成し得たわけでは
ありませんでした。多くの関係者の方に感謝の気持ちでいっぱいです。
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